2012年12月3日月曜日

初冬の陽だまりに

秋の最後の日差しが落ち葉となって
注いでいる。
そんな、柔らかい、穏やかな光だ。
もう12月になり、冬の始まりなのに。

そこで優しく光っているのは
秋の黄金色の輝きだ。

湖面を吹きぬける風が
皮膚を刺し貫く刃のような痛みに
変わるのも、もうすぐに違ない。

まだ今日は日差しの温もりが
風の刃を和らげてくれている。

師走の中へ助走を始めた私。
きっと「あなた」もそうだろう。
でも今日の様な陽だまりは
窓越しでまぁるくなって楽しむに限る。
障子の窓から
鈍く太陽が部屋を暖め
忘れ去られた風鈴が
微かに音色で眠りを誘う。

私の午後はそんな時間の中で
本の世界や夢の世界を彷徨う至福タイム。

2 件のコメント:

  1. 黄金色の景色もとっくに終わり
    鉛色の空が多く見える季節になりましたが
    これから寒くて身を固く足早に家路を急ぐ事が多いけど
    夜空は星の輝きが美しく見られる季節ですね

    本の世界や夢の世界 私は湯船の中です^^;
    今エイラ3冊目読んでますが時々眠くなって
    湯船でウトウトしてます笑
    好きな事してる時間 至福のひと時ですね

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  2. すごいっ!
    湯船で読書。我が家の娘と一緒だ。
    私には出来ない←カラスの行水にちかい^^;

    でも、好きなことをしている時間は至福です。
    そう言った時間を持つことが、元気の秘訣だよね。

    背を丸めて首を縮めて、刺すような風を流しながら帰宅する空の星はくっきりだよね。
    たまーには背を伸ばし夜空を仰ごうと思いました^^¥

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