2013年3月31日日曜日

櫻便り

家の向かい側の川のほとりの
桜が硬い蕾を緩め始めた。
ちらほら櫻の花が咲く。

職場では個々が新たな目標を掲げて
一年のスタートを切る。
新学期という意味でも
この時期もまた
はじまりの時なのだ。

「櫻」

ゆるんで咲く
花びらの柔らかさよ

硬い殻も
時が来れば緩むのだ

人よ
殻を割る時を知れ
人よ
柔軟な芽を持て
人よ
優しき花となれ

サクラ咲く
この始まりの時を

2013年3月30日土曜日

琵琶を染める茜色

おでかけの帰り道は
琵琶湖の畔を走ることがある。
太陽が落ちた後の琵琶湖は美しい色に染まる。
空と湖が燃えるように染まる夕暮れが見られる。
対の織り成す美学にほれぼれ~^^¥
私だけかなぁ?
対岸の家の光が温かい時間がある。
鳥もねぐらに帰る時間のはずだが
波間を漂っていた。
波のゆりかごで眠るのかな?
芽の出る前の裸木が男前-☆”
そう感じるのは私だけぇ~?(爆)
三日月が琵琶をほんのり照らし
波が湖岸を優しく洗っていても静寂をイメージしてしまう。
微かに見える三日月を仰ぎ見て
家路に向かった^^♪
夕食は何にしようかなぁ~☆
などと考えながら・・

*数週間前の日の記憶から

2013年3月29日金曜日

春という子守唄

「春眠暁を覚えず」
ネムイ!

眠いのだが・・・
若い時はいつまでも眠れて
寝すぎて頭が痛いなど思う事すらなかった。
でも最近は長く寝すぎると頭痛が起こる。

良い睡眠がとれていないのか
長時間の睡眠を
体が受け付けなくなっているのか謎だが。

命の短く感じる時至れば
時間の限りある故に
頭は眠気を受け付けず
動けと命ずるのだろうか

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

春は音を立てて
せせらぎを下りくる

大岩を優しく穿ち
さざれの石を造るまで

スロースロー
クイッククイック

岸辺で咲く花は
その泡立つ光の波に揺らぎ

小さなあくびをするのだ
春という子守唄に

2013年3月28日木曜日

魅せられて



まるで

そこだけが

艶やかに

春の風を受け

君は

一輪の輝きだ

2013年3月26日火曜日

故郷をみる

兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷
*****************

この歌で思い出せる
かの山や、かの川が私にはある。
今はもぅ変わり果てた故郷も
記憶の糸を手繰れば
あのころの故郷を描けるのだ。

成人する前に故郷を後にした。
だから
大人になるに従って故郷は遠くになった。
だが
老いてゆくに従って故郷は近くになった。
それは
故郷がどこにあるかという事とは
関係なく
故郷は心の記憶の中にあるという
そのことに気づくからなのだろう。

私は
この風景の中にだって
自分の故郷を見いだせるのだから。

記憶は薄れるものだが
老いて鮮やかに画ける記憶もある。
私の場合
それが故郷なのかもしれない。

2013年3月25日月曜日

乱読

トイレでは
「超バカの壁」と「脳整理法]を読み
寝室では
「カメラの雑誌」・「ホーキング、宇宙を語る」
さらに図書館で借りたドランゴンライダーの
最終章を読んでいる。
さらにネットでは
東洋経済のページを読む。

バラバラの乱読ではありながら
どの本も
得ること・学ぶこと・楽しむことを
私に与えてくれる。
だから
読むことは書くことと同じように
私を夢中にさせる。

疲れていても
字を追うことを止められないし
心を吐き出すことを止められない。
今夜も一眠りの後
私の時間は
活き活きと動き出す瞬間がある。
あ~この間ね
私が市内のある場所で撮影を楽しんでいるのを
職場の先輩に見られていたらしい^^;
それで
人の畑に入って撮影している私に
注意をしようと車を止めたかったが
出来なかったと今日言われた^^;
その写真が
この間撮影した「つくし」と、この「菜の花」
はいっ! どうぞ♪
で、弁明させて頂くなら、畑の中ではなく
畔の端っこで望遠側での撮影だからね(爆)

2013年3月24日日曜日

見るべきことを知れ

濁った池の中でも
汚れもせず元気に泳ぐ鯉よ

我のなんと弱きことか
我のなんと甘きことか

与えられた環境でも
強く生きることのできる逞しさよ

我もそこから学ぶなり
汝もまた学ぶべきなり

そこしか知らぬ者の
生きる力を見よ

多くを知るが故に
届かぬことを嘆くなかれ

あるべきことを見よ
見るべきことを知れ
オオイヌフグリの花が満開だ。
晴天の春空のように
鮮やかな青い花に、心が吸い寄せられる。

2013年3月23日土曜日

自分に負けたくない。

名も知らぬ 命成れども
そこここに
輝く光 湛えしなりに

*************
私の深い根っこには
いつも怠惰と意志の弱さが巣食っている。

締切まじかにしか提出物が出せない。
ダイエットをやり遂げられない。
難しい問題から逃げようとする。
自分の成長の為に貪欲に
学習に突き進めない。
きっと
そういうことなのだろう。

なぜ
こんなことを書いているかといえば
自分の努力不足が招く結果を
毎年この時期痛いほど感じるからだ。

仕事で与えられるプレッシャーが
あるから
なんとか人並みに努力をしてきたのだ。
だが
仕事にふさわしく成長できるよう
責任をもって努力してきたかというと
そこは弱い。
だから
怠け心は怖いのだ。

忙しいとつい誰かに
八つ当たりをしたり、文句を言う。
丁寧な仕事をしない。
そういう人間ほど自分を振り返らず
他人を責めるのだ。

名もない命成れど、輝こうと思うなら
こつこつと努力を続けることでしか
結果を出せはしないのだ。

2013年3月22日金曜日

春の使者「つくし」

「仲良き事は美しき哉」武者小路実篤

つくしが伸びている。
仲良く肩を並べて・・

この姿をみて「微笑ましい」と誰もが思うことだろう。
仲が良いのは見ていて気持ちが良いことだもの。

人は
周りと仲良く過ごせることが
一番
喜びを感じていられることなのだ。
仲たがいで仲が悪くなるのは
気持ちが良い事ではないから・・・。
True Love~真実の愛
誰もが愛される権利を持ち
誰もが人を愛し、愛されたいと願う。
慈しむ関係は心を満たす。
そんな関係が常に傍にあれば
人は幸せに生きられるに違いない。

春の芽が語りかける言葉に
そっと耳を澄ませて心で聴く。

2013年3月20日水曜日

春の妖精

この間いった愛・地球博記念公園の
日本庭園で春の妖精に出会ってきた-☆”
そう!カタクリの花-☆”
別名「春の妖精」
ヨーロッパでは
スプリング・エフェメラル(春のはかない命)と
呼ばれている。
球根からカタクリ粉が出来るが希少なので
日本ではジャガイモで作られているとの由。
3月終わりごろから4月初め頃までの開花期。
僅かしか花を咲かせていなかったが
出あえてテーション上がりっぱなし♪
花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」
春の風に葦が優雅に揺れていた。
のんびり穏やかな日差しの中、日本庭園を散策-☆
あぜびが美しい時期だ♪
緑も花も少なかったが、今回は「春の妖精」に大満足^^¥

2013年3月19日火曜日

竹生島参拝

何十年ぶりに~参拝した。
湖面の風はまだ冷っこい~。
それでもやや霞みがかった青空のもと
彦根港から40分の船旅。
まぁ旅ってほどではないが^^;
船に乗るとなんだか
遠くに出かける気分になるから不思議だ。
急な崖に架かる
重要文化財 舟廊下を渡って~
山頂を目指す。
急な石段に足が後半こわばる^^;
「弁天様の幸せ願いダルマ」に健康祈願を書いて
ダルマの下の穴に入れ込むと
蓋をしてもらい奉納してきた^^¥
白い山茶花に目の保養をして~☆
運行時間の関係上、滞在時間70分・・・。
撮影を楽しんだらちょっと時間が足りない感じ。
でも観るだけなら十分な時間かも~ね^^☆
ぽかぽかの日差しの下
船上で琵琶の春風を感じた一日になった。
結構な出費だったけど、楽しめちゃった^^♪
しかし
琵琶湖は広い~さすがっ日本一!

2013年3月18日月曜日

京都東山花灯路

16日娘に誘われショッピングに付き合い
その後、花灯篭を見てきた。
何とかまともにみれるのが唯一これ^^;
様々な花灯篭がお出迎え♪
高台寺→丸山公園→知恩院→青蓮院コース
夜間撮影は未だに苦手だ^^;
ボケまくりなので粗は見逃してネ^^
一番満足したのは知恩院での
最近はやりのプロジェクションマッピング♪
荘厳なシンセサイザーの音色と
幻想的な光のアートの演出。
15分があっという間に過ぎていく。
午後から出かけて、帰宅したのは23時前。
ぐったりで当日のblogアップは困難だと悟った^^;
ダイエットだと娘に諭されショッピングと合わせて
夕食タイム30分以外、6時間以上歩きっぱなし!!!
ほんまっ疲れたっ~ぁ

そのうえ急がされ想像以上の人ごみの中
スキルの関係上満足いく撮影は
無理だったが視覚では十分楽しめた-☆
いつも夜間撮影で思うのだが
見たままの色を撮影出来るようになりたいっ!
ということ。

2013年3月15日金曜日

ジブリ作品トトロ「さつきとメイの家」

今日は愛知県の
愛・地球博記念公園で
「さつきとメイの家」を見てきた。
ずっと一度は行きたいと思っていた場所。
庭には映画通りの井戸水の洗い場もあった。
家の中は撮影禁止なので外観だけだが
家の中も映画通りのお風呂場や台所
二階へ上がる階段やトイレ。^^☆

室内は昭和30年代の家具が配置され
タンスや戸棚などには
懐かしい道具や衣服や布団が設置してあって
なつかしい~気分に♪
お父さんの書斎
屋根瓦に「と」が刻んであったり
手細工のハチの巣や
トンボが屋根を飾ってあったり
「草壁」という門まで
こだわりを楽しむことが出来た。

平日だったので予約も不必要で
余裕で入ることが出来た^^¥
1人500円で30分入れ替え制なので
ちょっと気ぜわしい感じ^^;

子供が小さかった時
何回も何回も
「トトロ」のビデオを見たがったので
記憶にしっかりインプットされている^^¥
もちろん昭和30年代というのも
心を揺さぶる風景-☆
公園は広すぎて一日で回るのは無理!
でも、子連れの親子が多かった。
後日また続きを~ね^^¥

2013年3月13日水曜日

ひこうき雲

青い空のその先に

どんな未来が待っているのだろうか

そんな希望を夢見るような

ひこうき雲がまっすぐ飛んでいた

風に抗って

空をつかんで

消えずにまっすぐに伸びていた。

**********
多くの命が消えた3月11日。
今も
そこから抜け出せず
歩いている人がいることだろう。

大地はなんら罪の意識もなく
青い空と
澄み切った風を
提供し続けている。
これもまた自然であり
猛威を振う自然もまた自然なのだ。

この星は自然を持つことで
命を生み出し続け
そして
その自然が命を奪うこともある。

太古から
自然の営みに抗うことは
人間にも出来ないことが多い。

それでも消えた命に
なんの罪もなければ
犠牲を強いる意味もない。
そんな怒りに胸を掻き毟る。

それでも、前を向けと
自然は常に人に
学びを与え続ける。

2013年3月12日火曜日

結婚記念日

今日は起きると爽やかな青空が広がっていた。
じっとしているのが勿体ない日和。
相棒に声をかけお出かけモードにする。

靴を履き玄関を出る前に
「今日は何の日か知ってる?」と!
何の日だっけ?と頭を悩ませ
結局思いつかず、問い返す。
「今日は結婚記念日だよ。」
「・・・・・・。」

あらまぁ^^;
すっかり記憶にない私。
「なんで忘れられるんや?」
まぁまぁ・・・気を取り直して-☆
車中の人に~♪
ぽかぽか温かく陽射しが暑いくらいの天候の下。
3月中旬なのに山の上の為か
まだ全体に5分咲き程度。
しだれ梅の香りを浴びる。
万作は春を告げる。
連れ添う意味を考えた日。
結婚記念日には
過去を振り返るだけではなく
これから先の人生を描く必要が
あるのかもなぁっ~☆