2016年3月1日火曜日

命の木「DNA」を学ぶ


人間の命の木である「DNA」を、科学者が読み終えた今、次の段階に入った。
そう、遺伝子操作の治療を考える段階である。
遺伝子の操作≒人間を書き換えると言えば、恐ろしくも聞こえる。

 
未来、人間の遺伝子的障害だけでなく、人が望む遺伝子の書き換が可能な時代が、倫理的問題を越して来るかもしれない。
まるで美容整形のように…自分を書き換えることが当たり前に・・・?

 
しかし、今の段階は、まずは遺伝子操作で、難病の修正が加えて治療する研究段階である。
難病で患っている人やその家族は、一歩でも早くその研究が進むことを望んでいることだろうと察する。
遺伝子操作によって健常な日々が、過ごせるようになるのは朗報に違いない。

 
命の木「「DNA」が読み解かれたこと、DNA操作が始まった、そんな時代を生きている私達。
遙か過去から積み重ねた知識が、この世界を、人々を良くしたいと思って研鑽され続けている。私はそう思っているし、そのための進化であってほしいと願っている。

 
しかし、果たしてそれが本当に進歩した世界で、どんな結果を人々に示していくのか怖いとさえ思う部分もある。
全ての事を多角的に把握できないが故に、論理的に問題を追及出来ないわたし。

 
進化しすぎて、人が動物らしく生きられない世界が誕生するのではないかと、勝手想像に留めるしかできない。
だがその時代に人は、当たり前と捉え疑問を抱かないかもしれない?

 
が、ともかく、自分の幼少期から比べれば、あの時代と比べられない近未来を今生きている。
その恩恵に感謝することを忘れて、当たり前として受け入れ、さらに良いものが出ないかと期待したりする。
人間は、すぐ刺激に対する感覚が麻痺するようになっているのだろう。

 
人間を作る元素が宇宙から来たと言うことが解ったことだって、この地球に住む人として驚きの知見である。
このように、経験だけで補えない情報が、今は身近にTVやネットや多くの書籍に溢れている。
 
限られた人生だが、この年になっても多くの事を知ることは面白いものだ。

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