2012年9月15日土曜日

D51

私はD51に乗ったことはない。

D51はもともと貨物輸送に製造され
活躍していた蒸気機関車だから
一般人が乗る機会などなかっただろう。

郷愁や物珍しさから蒸気機関車は
一部の人の人気の的になっている。

今では、D51も綺麗にお化粧されて
群馬県を中心にイベント列車として
活躍しているようだ。

私は幼いころ
家族や父と一緒に蒸気機関車に
乗ったことがある。
遠い記憶を辿れば
トンネルで窓を開けたままにしていると
黒い煙が車内に入ってきたり
木の座席であったりと
今の電車と違って快適とは言えなかった。
それでも家族と
滅多にないお出かけは記憶の中で温かい。

ある時父と一緒に蒸気機関車で出かけて
どこかの駅前の食堂?喫茶店で
コーヒーを飲ませてもらったことがある。
どういういきさつか、どこに行ったのかも
今はもう覚えていないが
そのコーヒーの苦くまずいと感じた
記憶はしっかり残っている。
その時、これは大人の味なんだと
自分が意識したのを記憶している。

そのコーヒが
今では私の休憩タイムを
豊かな香りで満たしてくれている。

この一枚の写真から蘇る
記憶の香りを束の間楽しむ私時間^^☆

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