2012年4月11日水曜日

病む

母の認知がますます
エスカレートしてきた。

「物盗られ妄想」だ!
一番世話をしている妹が
今その被害者である。

妄想が酷くなると
時間を構わず妹のところへ
「家にあった大切なものを
あんたが全部盗って帰っただろう
返して!」と
時間を問わず電話をするらしく
妹が病んでいるーー;

母と一緒に暮らしていないので
まだ妹も救われる時間があるが
それでも
もぅ嫌っ!とメールが来た。
妹の心は限界にきている。

我が家へも
「○○が全部持って帰ってしまった!」と
これもまた時間を問わず
思いついたら電話をしてくる。

一人暮らしの母も
認知症の症状である物盗られ妄想で
不安を抱えているのだ。

☆ー対応策ー☆

*物盗られ妄想は周辺症状の一つであると考えられるので、
 体調を整える、活動性を上げるなど、認知症ケアの基本を確実におこなう
*忘れるような所にしまいこまない工夫、例えば、しまう場所を決めて何度も一緒に確認する、
  鍵がかかる引き出しに入れておき、極端ですが鍵を首から下げておく。


介護者は、落ち着いて冷静に対応=怒らない。
「大切な物を失くして大変だ」と思っている本人の気持ちを察し、大変さに共感。
③本人と一緒に探す→粘り強く同じような対応を続ける。

                                        -ネット検索情報ー
母と離れて暮らしていて
これらの対策が
十分できるわけではない。
ただ
電話で話を聞いてやる以外なく
私自身も困惑している。
知識があっても
自分の親となると心が乱れるし
冷静に対応するなど
なかなか出来るものではない。

やはり
辛い話を聞いて共感してもらう事が
認知症の母と同様に
認知症を抱える家族にも必要なのだ。
そして聴き役は
認知症介護を経験している人が
より望ましい。

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