2012年6月13日水曜日

紫陽花

土壌に染まるのは

きっと私だけじゃない

ここが好きとか嫌いとか

そんなものではなくて

与えられた

この土壌で生きるために

色変わりするのだから

この色が

好みとか好みじゃないとか

他者が決めつけるのは勝手だが

私はこの色に染まり

そんな自分を今愛し始めている

この色を愛し

この色を好み

慈しみを注ぐ

あなたの前で今を咲きほこる

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庭の紫陽花が開花しつつある。
我が家の
紫陽花はうす緑からピンクに変化する。

この庭の土壌の内容まで知らないが
ずっと前に植えつけた根が増え
この時期玄関横で満開に花開いていく。

自然の生き物も
人間もだが、生きるために
環境に合わせて自分を変える能力が
あるからこそ、強く生きていけるのだろう。
本来生物は
そういう能力に長けているはず。
だから環境不適合を起こすものは
排他されてゆく傾向にある。

自分に合った環境を求め
そこでしか生きられない生物もある。
生き方は様々だが
多くの環境に適合できるものほど
発展していけるのは確かだ。

だから、違う環境でも咲くということは
結構、大変で凄いことなのだ。

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