2013年4月22日月曜日

呼称ひとつとっても。

ある人が「ばばぁ、ばっかりやっ!」と言った。
私に言われた言葉ではないが、その言葉が
なぜか、ずっと頭の中にしこりとなって消えない。

お年寄りを
「ばばぁ」「じじぃ」と呼ぶのは
なんだか、業突張りの老人をイメージし
なんだか、けなされているように聞こえる。

年齢的にまだ自分は
お年寄りの域には入らないだろうが
それでも、20代から見たら年上であり
私の年齢で孫を持っている人もいるから
そうなると、その呼称で呼ばれてもおかしくない。
だから、その言葉に棘だったのだろう。

「おじじ」「おばば」と呼ばれるのはまだ許せる。
それでも間延びした濁音が後につくと
流された感がして、なんか軽い気がしてしまう。
さらに
「じいじい」「ばあばあ」と呼ぶことも聞くが
なんだか、燃えつきて消えてゆく年齢を
思わせて嬉しくない気がした^^;

だが
「ばぁば」「じぃじ」と呼ばれるのは
なんだか、孫に愛されている感じがして
私的にはいいっ♪
濁音を続けて使用しないで呼ぶと
柔らかいイメージがするのは、なんでだろう。

このように、呼称ひとつとっても
受け取る側の年齢や感じ方で
違和感を感じてしまう場合だってある。

だが、ある程度は
呼称に対する、ネガティブな認識に
影響を受けている部分があるのではないだろうか。

相手を呼ぶ際の呼称に
侮蔑的な感じを受け取ると気分が悪くなるのは
きっと私だけではないだろう。
だが、もしかして
その年齢に近づかないと
そういった侮蔑的な言葉が発信されても
不快感を意識しない人がいるのかもしれない。

孫に
呼ばれるのなら許せると思う
呼称は確かにあると私は思う。 
だが、同年齢や、若い人に
柔らかい言葉と思える
「おばあちゃん・おじいちゃん」でさえ
呼ばれるのを嫌がる高齢者も確かにいるのだから
呼称で相手を呼ぶ際は注意が必要だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿