2012年7月3日火曜日

帰郷

昨日から実家に帰省。
母を施設に迎えに行き
自宅へ連れ帰る。
嬉しそうな母の顔をみると
やはり家がいいんだなって感じる。

娘二人とも遠方で
それぞれ家庭や仕事などの
事情を抱えている関係上、
何度も考え抜いて今回の対策になった。

家に帰っていろんな用事を
せっせと作っては高齢とは思えない
アクティブな母の行動に驚かされる。
だから、今でも本当に
これで良かったのかなって考えこむ。

今は、妹と交互に帰省して
その都度家に連れて帰ってやることが
今出来る罪滅ぼしで、親孝行かなって
考えている。

認知を抱え一人では暮らせない
高齢者が増える現代。
自宅でも限界がある認知症の症状は様々だ
その対応で悩める子供も増えたことだろう。

認知疾患は熟練した対応が求められる。
家族だけに、こうあって欲しいと言う
期待も強く、冷静に対応できない場面があり
家族介護の悲惨がそこに生まれる。
結果、介護施設預かりとなるケースも増える。
他人だから、仕事だから冷静に対応ができる
可能性は高い。
高齢化時代、介護施設の需要はうなぎ登りだ。

4 件のコメント:

  1. お疲れ様~色々考えて今出来る事をする
    それで良いんじゃないかな~
    お母様にとって住み慣れた家が一番でしょうが
    現実難しいし 行ける時に顔を出し
    家に連れて行ってあげる 良い事だと思います

    私も離れて暮らしてて中々行く事が出来ないのが現状の中で
    リュウマチの痛みと闘ってる母に電話することと
    お薬を買って送ってあげる事しか出来ないでいます

    これからますます 高齢化が進み介護施設にも
    中々入れないような事もあるようです

    とにかく出来る範囲でやりましょうね
    自分の体も大事にしなくちゃね

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  2. えんやさんコメントどうもありがとう。
    気遣って頂いて感謝します。
    ほんと、こちらの地域でも介護施設は高額の施設以外、そこでも何年も待たなければならず、そうなると、声をかけてもらった瞬間を活かさないとと思っちゃいました。

    実際しばらくでも一緒に暮らすと、母の記憶問題や困った症状で苦しくなります^^;怒ってはいけないと解っていても腹が立つのです。
    たまーに会って母と過ごす時間だから、まだ許せることもあって。

    えんやさんも親への思いを秘めて苦しむこともあるんですね。
    ほんとに良かったのかって悩むけど、母の為に時々帰って家で過ごさせてやることがお互い適度の距離感を持ちながら介護を続けられることかもって思えるようにやっとなりました。

    お互いできる範囲で頑張りましょう。
    悩んでいただけにコメントすごくうれしかったです。ありがとう。

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  3. 読んでいて心の格闘が感じられたので^^;
    本では何冊か読んでいて 大変だって思ってるけど
    現実にみた事が無い私だから 本当の大変さ苦しみは
    計り知れないものがあります

    数年前近くのショッピングモールで
    高橋まゆみ人形作品展が開催されてて
    見に行ってた時 ふと目にとまった本がありました
    「故郷からのおくりもの」まゆみさんの先品集なんですが
    この本の中に陽 信孝(ミナミ ノブタカ)さんの手記「八重子のハミング」
    この2冊を買いました 娘さん達が居るんだけど
    自分が奥さんのアルツハイマーと向き合い 最期を看取ったことを書いてある本です
    まゆみさんの人形達に出会わなければこの本にも出会わなかった
    考えさせられる本でしたよ
    生きていくって 色んな事 クリアしながらってことなんですね

    私もコメントニ励まされてる一人ですから^^

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  4. ありがとう^^
    生きていくって、いろんなことを解決しながら歩くしかないって、わかっていても、問題にぶつかると、へこたりたり苦しんだりですよね。

    いつも優しい気遣い感謝しています。
    良き出会いが出来たと嬉しく感じています。

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