2013年8月8日木曜日

蝉の大合唱

蝉の激しい恋の歌が
夏の暑さを増幅させる。

蝉にとってはひと夏の恋。
刹那の時を
命を繋ぐためだけに生きる。

自然界は厳しく
且つ
自然界は優しい。

生が与えられし時を必死に生き抜く
蝉の姿には圧倒される。

人の命だって
この大宇宙の歴史からみれば
刹那の瞬間に違いないけれど
私は日々そのことを意識して
生きているわけではない。

時々
こうして自然界の中で
気づかされ再認識して
ふと
我に返って真摯に生きたいと
思い至るのである。
だが
私は怠けることが好きだ。
実際そうできている。

怠けてストレスを発散することで
すこし長く
生きられるのかもしれない、が。
だが、怠けすぎで
自堕落になるのはいけない。

折角与えられた命だ。
自分に出来ることを見つけ
真摯に生きる姿勢は大切だ。

よく、怠け心を起こす我に向けて
時々はっぱをかけねばならぬ。

4 件のコメント:

  1. 梅雨が明け 暑さも厳しくなってきたら
    蝉の鳴き声が聞こえてきます
    私にとってこの暑さはうんざりで
    暑さで身体がけだるい気がして疲れるけれど

    蝉たちにはこの暑さが嬉しくて
    鳴いてるんでしょうね~

    自然いっぱいの中 散歩してると
    虫や鳥・動物達の一生懸命な姿垣間見る事出来

    ヨシ!私も頑張らなくちゃ~って
    自分に言い聞かせたりしてます

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    1. ほんとっ!
      どんな環境下でも一生懸命生きる。
      自然界の命の力強さを感じると、人も負けてはいられないって気がしますよね。

      人は冷房や、住みやすい環境を手に入れたから、幼い頃耐えられた暑さが耐えられなくなってしまったんだね。

      うんざりする暑さがまだ続いていますが、水分しっかりとって乗り切ろうね。

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  2. 庭の蝉が、火がついたような激しさで鳴く

    >刹那の時を命を繋ぐためだけに生きる。<

    蝉が鳴くのは求愛行動の一つで、オスは微妙な鳴き声で、

    メスを誘い、近づいていくと云う。

    蝉は種類によって鳴き声が各々違い、その鳴き声を聞きつけ

    同種のメスが近くにやってくる。

       =人間も同じような?=

    ※命を繋ぐ為の素早い行動力&実行力が素晴らしい

    どのようにしてメスと判断するのか知らないが、その行動は速い

    私に、この素早い行動力があったなら異性関係も相当華やかな

    ものに、なっていたに違いない

    あの速さから察すると、メス オスを判断する以前に

    先ず絡みつく事を優先しているのかも知れない。

    絡みつき間違ったときは、共に落下し瞬時に離れて行く。

    種類の違うセミとの絡みも見られるようだから判断より

    行動のほうが、先なのかも知れない。 それも良く理解できる。

    何故なら交尾出来ず生涯を終えるセミの確率は35%位らしい。

    >真摯に生きたい<  まじめで熱心なこと

    >自堕落<
     人の行いや態度などにしまりがなく、だらしないこと。

    ※人間は命を繋ぐだけではない生を楽しむ為に生まれてきた

      真摯ー自堕落 このバランス感覚が大切

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    1. >真摯ー自堕落 このバランス感覚が大切

      丁寧なコメント感謝致します。
      ほんとうに、生きる姿勢、示す感情、すべてにおいてバランス感覚が大切ですよね。
      だが、私はそのバランスをうまく取れず病んだり悩んだりもがいたりです。
      でも、それでも生に執着して生きる、それが私なのかもしれません。

      語彙の説明、ありがとうございました。
      語彙を発信する場合、その意味を理解する必要があることを肝に銘じたいと思います。

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