2013年6月23日日曜日

その孤独を通してこそ

今、コリネーリア・フンケの
「魔法の声」「魔法の文字」「魔法の言葉」シリーズものの
最終章を読んでいる。
その中の各章毎のスタートの部分に書いてあった一文がある。
まさに私が本を読む
その意味を述べてある一文だったので、紹介しよう。

人は一人にならなければ本当に本を読むことは出来ない。
しかし、まさにその孤独を通してこそ、
決して出会うことのなかった人々とそれこそ親密になることができる。
ずっと以前に死んでしまった人々や、
君とは違う言葉を話す人々と。
そのうえ、彼らは君のもっとも親しい友となり、
もっとも信頼できる助言者となり、君を催眠術にかける魔法使いとなり
いつも夢見ている恋人となるだろう。
アントニオ・ムニュス・モリーナ「ザ パワ オブ ザ ペン」

まさに、私が読書にはまる
その意味がここに集約されている。

私は、その時々で
自分の趣味の時間に集中してしまう傾向がある。

書だったら読書に取り組み、
撮影だったら撮影に取り組み、
映画鑑賞だったら映画鑑賞をする。
そのバランスが、適度に趣味を繋ぎ、
私という人間の一部を作り上げている。

なにか無中になるそんな時間を持つことが、
心に良いと言うのは、私の持論だが、
きっと私だけではなく、
あなたにもそんな時間を持つことは、
きっと心にいいことだと推奨したい。

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