2014年8月13日水曜日

川が生まれるところへ

絶え間なく
ぽこぽこと湧き出る水の音
水が生まれる場所がある。
夏場は
足をつけるとしびれるような冷たさだ。
さらさらと生まれた清水が流れる音ほど
心がほっこりすることはない。
何故こんなに
水の音に癒されるのだろ。
たぶん
人間の体のほとんどが水で出来ているからに
違いないなんて思ってしまうほどだ。
澄み切った水は川床を写しだし
空を写し、木々を写しだす。
ふと感じる。
自然は澄み切った偽りのない鏡である、と。
暑いこの時期は
水が生まれる川で涼むのが
一番体に優しい
贅沢な時間なのかもしれない。
緑のシダは目に心に優しい。

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