2012年3月12日月曜日

命のゆくへ

一つの命の中に
多くの夢と希望があったのだ

一つの命の中に
長い未来と成長があったのだ

一つの命の中に
これから育む命が実っていたのだ

一つの命の中に
愛と慈しみがあったのだ

一つの命の中に
未来への旅立ちがあったのだ

一つの命の中に
孫と戯れる喜びがあったのだ

幾つもの幾つもの命が
消えた日より数えて1年

今も誰かの心の中を流れている
約2万という命の河があるのだ

留まることのない時間を越えて
その命はひたひたと胸に帰りくる

この痛恨の思いをどこへ流そう
災害の河を流れ続ける御霊に祈りをささげん

2 件のコメント:

  1. 自然の力に 成すすべもなく 天に召された かけがえのない命 生きていれば色んな事が出来たはず・・・・ 自分の置かれている状況に 戸惑い彷徨い歩く人・動物達よ 3月11日 14時46分 この日を 忘れる事は無いだろう 失ったものを取り返す事は出来ないし 深い哀しみの中にいる居る人々の 心の傷を癒す事は容易なことではないけれど 何かを行動に起こさなければいけない 昨夜TVで大変な状況下で見た 温かい和があった事 それは国境を越えた温かい人としての心でした 自分もそんな気持ちを胸に 日常を過ごせたらって 思います

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  2. ほんとうに・・・そう思います。
    被害に合わない私でも、阪神淡路大震災の事がフラッシュバックしてとても不安でした。
    被害に遭われた方はもっともっと怖く不安な日々だったのですものね。
    そういった思いを感じとることしかできません。
    大変な人々がいる、私たちにできる力を差し出そうという方々が増えているのが嬉しいですね。そういったバックアップが被害に遭われた方々の背中を押す力となると信じます。
    コメントありがとうございました。

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