2014年7月7日月曜日

初桃

田舎の友人から
毎年必ずこの時期に届く「白桃」
彼女が若い時
幼い子供を連れて実家から
私が住む土地へ助けを求めて脱走した際に
お世話をしたことに関係している。

義理堅い友人とその両親が
毎年贈ってくれるのだ。
何十年も続いており
それは十分以上の返礼であり
戸惑う部分はあるが
違った形でお返しすることで
まだ引き続き続いているお礼の品である。
 
その脱走から問題が解決し
友人は
実家へ帰ってからは平安な日々を
今現在まで過ごせている。
美味しい初物の白桃を
毎年この時期に頂くのは贅沢な気分である。
 
人には生きている中で
思わぬ災難が降りかかることがあり
誰かに助けを求める機会があるだろう。
が、その災難が
人生を左右する場合に限っては
そこに関わり、助けてもらった思いは
より強いのかもしれない。
 
生きている中では、色々なことがあり
助けてもらう機会もあるし
助ける側に立つ機会もある。
お互い様な人生を
大切にしなければならないと改めて思う。

2 件のコメント:

  1. おいしそうな 立派な桃 ジュル~~~(よだれが~WWW)
    雫さんも お友達の 人としての 心を持ってるからこそ
    なが~~い 交流が続いてるんだと思います
    お互いに 贈り物が届くと ふと あの頃の 苦いことや楽しかったことなど
    思い出される 良いですね~ 読んでいる私の心も爽やかな風がふきましたよ~。

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  2. 桃って高級な果物になって、なかなか手を出せないけど、毎年届く桃が、唯一贅沢を頂いています。
    とってもジューシでしたよ。
    贈り物を届けたい、そんな友人がいる。贈り物を頂ける私がいる。
    そういう縁を頂いて、今の私の日々が豊かに色づいているんだと思います。
    えんやさんのコメント本当にうれしい^^☆
    ありがとう♡

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