2012年2月11日土曜日

齢を重ねる

さびついてきた
この身体を
ごまかしつつ
今日を生きる

まだまだ
まだまだ
呪文のように繰り返し
齢を裏切ろうと

できるだけ
顔はクリームで
しわを伸ばし
心は言葉で
しわを伸ばす

それでも
老いは拍車をかけ
意地悪のように
追いかけてくる

なすすべもなく
いつかは
老いに我が身を託し
老いを笑える時が来るだろうか

++++++++++++++++++++++
自分ではそう年を重ねたとは
思ってはいないが、それでも
20代の若いスタッフと会話する時
嫌でも
自分の年齢を感じてしまうことがある。

そういった時、
自分よりお年寄りを眺め
自分はその高齢者から
どう見られているのだろうかと
反対の立場になって考えてみる。

誰もが平等に年を重ねる。
そこに不平等なことは一切ない。
それでも、少しでも
其れに抗おうとする。
それは
私だけでなく人間だれしもが
経験する事に違いない。

でも、体は時々真実の年齢を
自分に悟らせることをする。


まだまだ若い!
そういう気概で生きることは
決して悪くはない。
気持ちが老いを進ますことは
真実なのだから。

だから、まだ何十年間は
年をごまかす事と
年を受け入れる事を
交互に行いながら生きて行くに違いない。
特に女は加齢に抗いたい生き物だから^^;

0 件のコメント:

コメントを投稿