「襟裳岬」
♪北の街ではもう、悲しみを暖炉で
もやしはじめているらしい
理由のわからないことで
悩んでいるうち
老いぼれてしまうから
黙りとおした歳月を
拾い集めて暖めあおう
えりもの春は何もない春です♪
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この時期になると
この歌詞をなにげなく口ずさんでしまう。
寒さも厳しい季節は
生活の中で生まれる
辛さ、苦しさ、悲しさが倍増されるような
そんな気分に人はなるのかもしれない。
そういった思いを暖炉で
燃やしてしまえば、その一時は
悲しさ忘れて温かく過ごせるのかもしれない。
庶民の切ないほどの慎ましい心情が
情景が読み取れる歌詞だ。
情景が読み取れる歌詞だ。
この間、日向でネコが
私の足にすり寄ってきた。
いたるところに傷を持つ猫だった。
飼い猫ならいいけれど
捨て猫にとっては、この季節は厳しいだろう。
なんだか、愛おしさがこみ上げて
離れづらくて
一時、一杯スキンシップをした。
寒い時期は暖めあいたくなるものだから。
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