茎の中で
私は考えているのだ
光と水と養土が
私と絡み合い
もつれあうが
これらの原理は
私が花になるための
私自身の成り立ちであり
ささやかで美しい物語なのだ
時には風と虫たちが
挨拶に来るかもしれない
それらが
私の物語に変化をもたらし
咲き誇る意味を与えるのだ
そしていつか
あなたに摘み取られるか
自ら大地に臥すかの
短くも長い物語を終えるのだ
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ストーリを描けない画像に
私自身でストーリを描く。
でも、いつか私の撮影する画像から
あなたがストーリを読み取る日があれば
私は小さな山を登ったということ。
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