さよならと言うことが出来なくて
泣くことで乗り越える悲しみを
あなたの背中が描いている
湧き出る涙を止める手だてなど無く
背中をさする息子の手が震える
すまないと何度も亡骸にすがって
謝るあなたの心を
誰に推し量れるだろう
あまりにも突然で
あまりにも早くて
あなたもわたしたちも茫然の霧を彷徨う
失うことの中にある悔いは
避けることが出来ない死でも
割り切れるものではなくて
残される痛みと
送り出す痛みは
大きな波となって心を荒らしてゆく
*******************
義理姉が突然亡くなった。
69歳という若さで、だ。
とても美しい義理姉で自慢だった。
私にもとても優しかった。
人はいつか死ぬものだけど
あまりに突然すぎて
家族はもちろん親族も死を納得できていない。
悔いが残って仕方がない。
死は年齢に関係なく訪れるものだ。
その日その日を悔いなく過ごすことが
大切だとお坊さんが説いている。
年齢が上がるにつれ、人は身近な人の死に
自分の死を重ねて考える。
悔いなく生きる、悔いなく別れるための
自分の死のあり方を探さなければならない。
死という別れを避けることはできない。
でも悔いがあまり残らない
そんな別れをしたいものだ。
自分とかかわりのあった方との突然の別れ
返信削除これほど ショックな出来事はない
胸の中でどうしようもないくらいの渦巻く物
頭の中がその人の想い グルグル周ってる
前触れもなく その魂は飛び去った
残された者に大きな悲しみを残して・・・
こんなにも皆に愛され 頼られ 名残惜しまれ
天国に召された あなたに ご冥福祈ります
===***===
辛く 悲しい出来ごとに 胸が痛みます
私も27歳で甥を亡くしてますから
貴女の気持ちわかります
貴女の想い義理姉さんに届いてると思います
お悔み申し上げます<(_ _)>
温かいご恩情ありがとうございます。
返信削除義理姉の夫が泣き叫んで大変でした。
とても辛かったのだと思います。
お孫さんも泣いていて、もらい泣きも何回かしちゃいました。
息子さんも「母がいなくなったのが辛い」って言ってました。
普段は一緒に暮らしてもいないのに、二度と会えない解るのは辛いものだと感じたのでしょうね。
地域の風習でしょうか、私は初めて御詠歌を聞きました。
送る風習の違いにちょっと戸惑いましたが、なぜかその歌の節回しには心が慰められました。