水のカーテン越しに
描く風景はぼやけて滲んでみえる。
そんな風景は
時に人のイマジネーションを
かき立てることがある。
なにも
クリアに見えることだけが美ではない。
ぼやける、霞む、滲む、そんな風景にも
人を惹きつける魅力が隠れていることがある。
そんな風情を愛する人もいる。
人の目はクリアを求めやすい。
しかし、人は常に目だけで
風景や事象を見ているわけではない。
時には
心の目でも見ることがある。
その奥を推測してみる
想像してみるなど、色んな見方がある。
人が
物を見るということは
その人の感じかたで見るものだから
同じものを綺麗と見ても
違った感じ方をしている場合もあるのだ。
一枚の絵を
一枚の写真を
一人の人間を
多角的にとらえて見る。
そんな見方が出来ると楽しい事だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿