2015年9月4日金曜日

伊吹山は泣く

8月初旬
写真クラブの仲間と
伊吹山撮影会を行った。
 晴天で、酷暑の日だったが
ほんの気持ちだけ、山頂で涼しさを味わった。
衣を纏えない
そんな悲しさを
誰に嘆いたらいいのだろう

いつだって着飾って
微笑んでいた
あの日々を懐かしむ

着飾る人よ
わたしも着飾りたいのだと
大地が声を上げている

温暖化は
誰が招いたのだと
動植物に罪など無いのだと

小さな一歩を歩く人よ
その一歩を重ねて
わたしを貴婦人にしておくれ
温暖化の影響で、高山植物が激減っ!
あの美しかった貴婦人の姿はなかった。
ところどころに少しだけ咲いている花を探して
愛で撮影をした。
あの美しさは人間の努力でしか取り戻せない。
滋賀県で
唯一高美しい原植物が見れる伊吹山
年々、減っていくのは悲しすぎる。

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