私は少しづつ老いてきている。
だが
身体が老いても気持ちは違う。
さすがに
20代の大胆さはないにしても
まだ
30代頃の好奇心はあるし
人を想ったりする気持ちや
冒険心だって消えてはいない。
さすがに
ちょっとだけ、熱意や意欲に
陰りはあるにしても
興味があることには
まだ十分行動できるパワーがある。
気持ち(心≒思考)と身体が伴って
人はバランスよく生きていける。
身体が先に老いてゆき
気持ちは後から追いかけていく
理不尽さがある。
だから
気持ちがあっても、体が動かない
そんな悲しい現実を経験しなければ
ならなくなるのが、老いることなのだ。
若い人から見れば
がんこになったり
涙もろくなったり
動作が緩慢になって
扱いにくい老人ではあるが
老人にだって若い人に負けない
柔らかい心が隠れているのだ。
老いた人が
豊かな感性を、画いたり
言語で表現出来たり
柔らかい女心を表現したり
異性を求めたりする。
これは決して老いることとは
関係ない部分であると認識すべきだ。
これは決して老いることとは
関係ない部分であると認識すべきだ。
身体が老いることと
気持ちも同時に老いれば
老いることも辛くはないかもしれない?
でも
そうではないからこそ
老いることを残酷だと悲しむ人がいるのだ。
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