あぁ梅雨の晴れ間の
なんと蒸し暑い事だろうか
なんと蒸し暑い事だろうか
じっとりまとわりつく
湿気と熱気の中で
湿気と熱気の中で
扇風機がかき回す風は
慰め程度にしかならず
慰め程度にしかならず
大きく開け放った窓から
夏風が通り抜ける瞬間
夏風が通り抜ける瞬間
窓枠で揺れる風鈴の音に
ふっと幼きときの夏が蘇る
ふっと幼きときの夏が蘇る
暑さを苦痛と感じることなく
遊びほうけた日々は遠く
遊びほうけた日々は遠く
氷の解けかけたコーヒ片手に
自然の風に身を任せて本を読む
自然の風に身を任せて本を読む
今日の私の髪を梳き
肌に優しく触れてゆく風は
肌に優しく触れてゆく風は
太古から止むことなく
自然の音を誘って湧きおこり
自然の音を誘って湧きおこり
青空の白雲を吹き流し
見渡す限りの緑を揺らし続ける
見渡す限りの緑を揺らし続ける
風湧きたつあり難き日に
この身を任せてみたくて・・・
この身を任せてみたくて・・・
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