めんどくさい

めんどくさいを
何百回も呟きつづけすぎて

 

めんどくさいと
呟くことすらめんどくさくて

 

生きること自体がめんどくさくて
でも死ぬのもめんどくさくて

 

なんで生きているのかと
聞かれることさえもめんどくさくなって

 

ただただ黙々と息をして生きてみた
たたただ黙々と好きなことを続けた

 

めんどくさいと考える意識が消え
めんどくさい生き物が生き続けるようだ

時々ワタシ

なにもかも「めんどくさい」となる。

やや、投げやりな気分と言えばいいだろう。

だからといって、まだ

いつまでも

その世界に落ち込んでいるわけでもないが・・・。

人間は

本来「めんどくさい」ことを好まない。

だが

「めんどくさい」ことをやることにも

経験から

意味があることを学ぶから

折り合いをつけて

「めんどくさい」ことに取り組むわけなのだが。

 

加齢には

根気や持久力、熱意を減退させるものがある。

悲しいかな

ますます「めんどくさい」と思う自分と

向き合わなければならない。