風が風と戯れる姿を見た
花が揺れる
私も揺れる
季節はいつもそうであるように
風から始まる
風が吹く限り
風が気まぐれである限り
星は地球であり続ける
私の中にも風はあり
時には吠え
時には凪ぎ
時には揺れる
私は風に身を任せる
縛り付けられるのを嫌い
縛り付けられるのを求める
気まぐれでもあり
気まぐれを良しとしない
私は風にはなり切れない
風よ
気ままであれ
風は
風を運んでくる
秋桜は儚い美しがある
だが
決して弱い花ではない
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