2011年11月29日火曜日

木立を泳ぐ

背中に羽が隠れていないかと
期待した幼いころ
願いはいつも
ファンタジーだった

大人になるにつれ
現実の味付けに
酔いしれても
消えることがなかった願い

在りはしない
そんな世界を彷徨い
冒険を夢見て
私の世界を満たしたストーリ

風景の中に
そんな世界を見いだせたなら
瞬時に心は
一陣の風となって時空を舞うだろう

2 件のコメント:

  1. ふとした時 幼い頃の思い出など
    甦ることってあるよね?
    空を優雅に飛んでいる鳥を見て
    あんな風に飛べたら
    自分はどこに飛んで行きたいんだろう・・・・
    自由に羽ばたくことのできる
    羽があったら・・・・

    幼い頃 大人になったら
    素敵な事が沢山あって やりたいことなんでも出来て
    なんて 良い事ばかり考えてた
    そんな思い描いたシナリオを思い出す事があるって
    とっても良いことだと思うし 
    豊かな感情 素敵ですね

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  2. いつも暖かいコメントありがとうございます。
    池の中に映る木立の中を泳ぐ鯉を見ていたら、ありもしない風景が池の中で広がっているのに夢中になって撮影していました。水の中でしか生きられない鯉。与えられた環境でしか生きられない私達だからこそ、違う世界に憧れたりするのかもしれませんね。
    >「大人になったら素敵な事が沢山あって やりたいことなんでも出来てなんて 良い事ばかり考えてた」・・ほんと大人になれば、子供の頃の無邪気な時期が良かったなぁって思うこともあったりしてね^^

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