2017年1月8日日曜日

寒咲き菜花

今年は昨年より
ちょっと早い開花か?
1月7日は
菜の花を堪能できる程度には
開花していた。
「冬来りなば春遠からじ」とは
よく聞く言葉だが
春にはまだ遠い1月初旬に
菜の花を見ると
もうすぐ春がやって来るような気分に
させてくれる。
比良山系に
わずかな雪化粧が冴えわたる
青空の下
菜の花畑に集う老若男女は
風景を切り取る楽しみに興じていた。
私もその一人。
 
気温7度の湖岸の風と
微かな菜の花の香りと
穏やかな黄色の風景に浸る
幸せを味わうことが出来た。
「冬来りなば春遠からじ」とは
昔から
日本で言い伝えられた語彙と
私が勘違いしていただけで
検索してみれば
漢詩でもなく
イギリスの詩人シェリーの
「西風 の賦」の一節から
抜いた言葉であると知った。
 
つらい時期を耐え抜けば
幸せな時期は必ず来るという例えで
詠われているようだ。
日本では
「長い 冬を耐えて春を待つ」
気持ちの表現としても用いられいる。
 
幾つになっても
疑問を解決しようとする意識さえ持てば
新たな知識に繋がる、ね。

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