9月初旬に馬籠宿と妻籠宿へ
お出かけした。
晴天の秋晴れの良い天気。
平日にもかかわらず観光客が多い。
緩やかな坂道を上ると昔ながらの家並みが続く。
昔は江戸から京都への木曽路の宿場町だったのだから
その名残を残す道筋には懐かしい風景がある。
ここは
私の好きな詩人であり、作家でもある
島崎藤村の生家がある故郷でもある。
「藤村記念館」があり立ち寄って
藤村の詩や書物に再び触れる機会になった。
若菜集の中にある
「初恋」「狐のわざ」などの詩の文体に
多感な10代には憧れたものだ。
さらに島崎藤村の名作である
「夜明け前」では
「木曽路はすべて山の中である・・・」は
あまりにも有名な書きだしだ。
時代の中にあって、
宿場街道には
遠く故郷を偲ぶような情景や風景が一杯ある。
そういった出会いが、私を郷愁でふわっと包み込む。
「故郷は遠くにありて思うもの そして悲しくうたふもの」と
室井犀星が詠っている。
さらに
「心につながる故郷
血につながる故郷
言葉につながる故郷」と
島崎藤村が詠っている。
このように
こころの風景はいつだって
探せば
身近な風景や言葉の中に隠れていたりするものだ。
:
次は妻籠宿へ続く^^☆
室井犀星が詠っている。
さらに
「心につながる故郷
血につながる故郷
言葉につながる故郷」と
島崎藤村が詠っている。
このように
こころの風景はいつだって
探せば
身近な風景や言葉の中に隠れていたりするものだ。
:
次は妻籠宿へ続く^^☆
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