2013年3月13日水曜日

ひこうき雲

青い空のその先に

どんな未来が待っているのだろうか

そんな希望を夢見るような

ひこうき雲がまっすぐ飛んでいた

風に抗って

空をつかんで

消えずにまっすぐに伸びていた。

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多くの命が消えた3月11日。
今も
そこから抜け出せず
歩いている人がいることだろう。

大地はなんら罪の意識もなく
青い空と
澄み切った風を
提供し続けている。
これもまた自然であり
猛威を振う自然もまた自然なのだ。

この星は自然を持つことで
命を生み出し続け
そして
その自然が命を奪うこともある。

太古から
自然の営みに抗うことは
人間にも出来ないことが多い。

それでも消えた命に
なんの罪もなければ
犠牲を強いる意味もない。
そんな怒りに胸を掻き毟る。

それでも、前を向けと
自然は常に人に
学びを与え続ける。

2 件のコメント:

  1. 3月11日TVでは朝から2年前の地震の日~復興の今を
    やってましたね 全国各地で時間に黙祷

    沢山の方々の尊い命が絶たれたあの日
    2年経った今でもまだまだ傷痕が残る
    地面はあの時 建物が立ち並らんだ場所を
    すべて飲みこみ流し去った・・・・
    その場所に今は青々とした草が生え面影さえなくなって・・

    それでも人間は負けじと手を取り合い
    前を向いて歩きだしてる
    人として生きた学びを教えてもらってる 私・・・・

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  2. ええ、やっていましたよね。

    自然は壊した大地をまた修正するように、命の芽を育てている。
    私たち人間も自然の一部なんだよね。
    本能の中にきちんと修正する能力があるんでしょうね。
    人は学ぶという力から、生きる力を得ているのかもしれませんね。

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