土壌に染まるのは
きっと私だけじゃない
ここが好きとか嫌いとか
そんなものではなくて
与えられた
この土壌で生きるために
色変わりするのだから
この色が
好みとか好みじゃないとか
他者が決めつけるのは勝手だが
私はこの色に染まり
そんな自分を今愛し始めている
この色を愛し
この色を好み
慈しみを注ぐ
あなたの前で今を咲きほこる
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庭の紫陽花が開花しつつある。
我が家の
紫陽花はうす緑からピンクに変化する。
この庭の土壌の内容まで知らないが
ずっと前に植えつけた根が増え
この時期玄関横で満開に花開いていく。
自然の生き物も
人間もだが、生きるために
環境に合わせて自分を変える能力が
あるからこそ、強く生きていけるのだろう。
本来生物は
そういう能力に長けているはず。
だから環境不適合を起こすものは
排他されてゆく傾向にある。
自分に合った環境を求め
そこでしか生きられない生物もある。
生き方は様々だが
多くの環境に適合できるものほど
発展していけるのは確かだ。
だから、違う環境でも咲くということは
結構、大変で凄いことなのだ。
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