枝垂れ桜がトンネルに反映して
壁面がピンク色に染まる。
至福の一枚である。
計算された
自然美と人工物の融合が
かもしだす幻想的な
美術アートを
楽しむアプローチでもある、が
美術館への
期待を湧き立たせる
心憎い演出にもなっているのが
このトンネルの役割なのだ。
美術館へのアプローチは
「桃源郷」と錯覚するほど美しいことで
桜開花時期に
訪れる観光客は半端ない^^@
海外に来たのかと
一瞬錯覚するほど
海外の客が多いのもまた驚かされる。
トンネルの先には
つり橋のアームが美しい曲線を描き
美術館へと心を誘惑するのも
計算された演出ならでは、だろう。
美術館へと心を誘惑するのも
計算された演出ならでは、だろう。
スペースフレームで構成された
外観美はもちろん
入口正面の窓から眺める
松の配置された構図と
背景に広がる山々の美が
飛び込んでくる
美術館自体も
またひとつの素晴らしいアートとして
計算されていることがわかる。
今回は
桜が映るトンネルの撮影と
生誕300年の時期に当たる
「伊藤若冲」の作品を観ることの
二つの目的での来訪。
伊藤若冲は
江戸時代中期,京都出身の画家である。
奇抜なほどの鮮やかな色彩
精密で活き活きとした動植物を描く
作家である。
「絵紫陽花双鶏図」は
私が好きな作品である。
「鳥獣草花図屏風」は
「鳥獣草花図屏風」は
8万6千個のモザイク画にして
描く独特な画風でも有名な作品である。
一度観たら
引き込まれてしまうほどの
生命感と躍動感がある作品を描いている。
私の好きな画家の一人でもある。
さて4月12日の早朝の
彦根城お堀では
桜の散った花が一面に
浮いて
幻想的な美をみせてくれた。
さくら咲いて善し、散って善し。
早朝の
光に踊る
花筏
桜を堪能した春。
開花期間がもう少し
長ければと思うのは私だけ?
私のさくら散歩オシマイ^^*